郵便局の空き家みまもりサービス
2024年11月04日
【郵便局空き家みまもりサービス】提供開始
「郵便局の空き家みまもり」全国展開 外観の状況・戸締りチェック!
日本郵便は、2023年2月から試行していた「空き家のみまもりサービス」を正式に事業化し、「郵便局の空き家みまもり」として全国展開を開始しました。
2024年9月27日からウェブサイトで申し込みを受け付けており、2025年1月以降にサービス提供を開始します。月額料金は4,280円で、全国の空き家が対象です。
サービス内容
郵便局員が毎月1回、空き家を訪問し、以下の7項目を確認します。
1. 住宅外観の状況
2. 玄関の施錠状況
3. 玄関周辺の状況
4. 庭木・雑草の状況
5. 隣家への越境物の有無
6. 不法投棄の有無
7. 郵便受けの投函物の有無
確認結果は写真付きの報告書としてメールで送付されます。また、訪問時に目立つゴミがあれば簡単な清掃を行い、契約者の要望に応じて特定箇所の写真撮影も対応します。
オプションサービス
<通風・通水サービス>
玄関や各部屋の窓を開けて換気し、水道の通水を行います。郵便受けの投函物を室内に移動することも含まれ、料金は月額5,000円です。
<郵便受け投函物送付サービス>
郵便受けの投函物を契約者の住所に送付します。料金は月額800円です。
<巡回看板設置サービス>
定期的な訪問を示す看板を設置し、防犯効果を高めます。料金は1個あたり1,680円です。
<臨時見回りサービス>
契約者の要請に応じて臨時の見回りを行い、3営業日以内に写真付き報告書を送付します。料金は1回3,000円です。
<草刈サービス>
庭木の剪定を行います。料金は都度見積もりとなります。
<不用品整理>
空き家内の不要物品の整理・処分を行います。
料金は都度見積もりとなります。
草刈サービスと不用品整理は提携企業が担当します。
<背景>
日本全国で空き家が増加し、防災、衛生、景観などの面で地域住民の生活環境に悪影響を及ぼしています。また、遠方に住む所有者にとって定期的なメンテナンスが難しい場合もあります。
これらの課題に対応するため、日本郵便は郵便局員が定期的に空き家の状況を確認し、契約者に報告するサービスを開始しました。
申し込み後、物件の現況確認が行われ、状況によってはサービスを受けられない場合もあります。